猫のこと

【猫の散髪】トリミングは必要なの?ファッション以外にもこんな役目があります

【猫の散髪】トリミングは必要なの?ファッション以外にもこんな役目があります

犬にはプードルなどによく見られる、ファッショナブルなカットが施されていますが、時々猫にもそういったファッショナブルなカットを施している飼い主さんもおられます。これは単にファッションの為に行っているのでしょうか?

今回は、猫ちゃんの毛のカットについてご紹介いたします。

【猫の散髪】トリミングをお勧めする猫の種類

【猫の散髪】トリミングをお勧めする猫の種類

全ての猫の種類にトリミングをお勧めするのではなく、お勧めする犬種がございます。やはり長い毛を持つ猫の種類にトリミングを行うという基本的な流れがあり、猫の種類としては、

「メインクーン」「ペルシャ」「ラグドール」「ヒマラヤン」「サイベリアン」「ソマリ」「アメリカンカール」「ブリティッシュロングヘアー」

などがあげられます。このトリミングは「サマーカット」とも呼ばれ、夏にトリミングされる事が多いです。

トリミングを行う事による効果

猫ちゃんにトリミングを行う事により、どのような効果が期待できるのでしょうか?いくつか挙げてみたいと思います。

①毛が短くなることにより抜け毛が少なくなる

②涼しくなるので、熱中症になる確率が減る

③毛玉は皮膚病も元にもなるので、それを防ぐことが出来る

④ブラッシングをしてあげる範囲が少なくなるのでラク

このような効果がありますが、逆に涼しくなりすぎるという点から、やはりトリミングを行うのは夏に限った方が良いかもしれません。

基本的にトリミングは、専用サロンか動物病院で行いますが、すごく嫌がってしまう場合は、飼い主ご自身で行う事もよくあるそうです。

【猫の散髪】トリミングの種類

【猫の散髪】トリミングの種類

サマーカットと呼ばれるトリミングにも、いくつかの種類があります。それらをこちらではご紹介いたします。

①ライオンカット

オスのライオンのように、顔の周りだけ残してそのほかの部分をカットするトリミング方法です。こちらが最もポピュラーなカット方法となります。

②全身カット

文字通り、全身をまんべんなくトリミングする方法です。ライオンカットのようなファッショナブルなイメージは少なくなりますが、お手入れがかなり楽なので、こちらも人気があります。

③部分カット

飼い主の方の希望に合わせてトリミングする方法です。こちらはファッション目的の傾向が強いカット方法で、飼い主の方の好みに合わせてカットします。

【猫の散髪】トリミングの方法

【猫の散髪】トリミングの方法

サマーカットと呼ばれるトリミングは、どのように行われるのでしょうか。カットと名はついているものの、ほとんどは「バリカン」で行われることが多いです。ハサミはバリカンでは借りにくい部分、顔の周りや足の先を刈る際に使います。ご自身でトリミングを行う方のために、基本的な手順をご紹介いたします。

①トリミングは専用の台に猫ちゃんを乗せて、背中から順に刈っていきます

②背中が終わったら耳のうしろ、おなか、お尻、しっぽ、足を刈っていきます

③最後に首回りと足先を刈ります

くびまわりを刈る際に、ライオンのようにしたり、スッキリさせたり、多くの方がファッショナブルな刈り方にされるようです。トリミングを行うときは、しっかりと足を伸ばした状態で、皮膚に当たらないよう注意しましょう。

猫ちゃんの皮膚が傷ついてしまい、病院で手当てする事になった。という方も少なくないようです。ですから、トリミングを行う際には2人で行う事をお勧めいたします。1人が刈って、一人が押さえておく、という形です。

あまり暴れてしまうような猫ちゃんの場合は、動物病院で、軽く麻酔をかけて行う、という方法もありますので、ご参考にして下さい。

【猫の散髪】トリミングをした後は?

【猫の散髪】トリミングをした後は?

トリミングを行った後、再び完全に毛が生えそろうまで、多くの猫の種類は1年程度かかります。ですので、大体夏前にトリミングを行い、また1年後の夏前に行う、というサイクルが成り立ちます。

猫ちゃんが風邪をひいてしまわないように、このようなサイクルで行うと良いでしょう。ただし、今回お伝えさせていただきましたように、「利点」も「欠点」もしっかりと理解したうえで、行うようにしてくださいね!

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